2021年1月26日に乃木坂46として久しぶりのシングルが発売されます。
今回は初めてセンターに美月(山下美月ちゃん)が選ばれ、新生乃木坂としての第一歩となる意欲作になるはずでした。
が、表題曲の「僕は僕を好きになる」を実際に聴いてみると、ちょっと期待外れでした。
前回のデジタル配信シングル「Route246」も小室哲哉作曲で期待度が高かったのですが、想像よりも駄作だったでした。
今回のシングルで挽回するかと思いきや、インパクトに欠ける作品になってしまいました。
乃木坂26枚目シングル「僕は僕を好きになる」の歌詞がダメすぎ
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今回は美月がセンターなので、とても期待していたのですが、実際に曲を聴いてみると、愕然としました。
曲はまだいいとして、最初から歌詞がダメダメです。
ここでも秋元康の悪癖が出てしまいました。
曲のメロディーやテンポを無視した、字余りの言い回し。
真っ白なノートの1ページに書いてみるんだ
今一番 嫌いな人の名前とその理由を…
二番目に嫌いな人とその理由 三番目も…
出だしの歌詞がこれで、実際に聴いてみると、小学生が書いたのかと思ってしまうくらいのあまりのダサダサぶりで、その場で倒れ込みそうになるくらいです。
歌として歌詞を書くなら曲のメロディーやリズムに合わせて当てはまるものと思っています。
最近の秋元康は乃木坂の表題曲を書くときに、それを無視したような詞を書くことが多いです。
前回のRoute246もせっかくの小室サウンドを「Wow Wow Wow Wow」の連呼でダメにしてしまってます。
とにかくメロディーを無視して、自分の書きたいことを当てはめている気がしてなりません。
こんな状態だったら、コンセプトだけプロデュースして、曲は若手にでも描いてもらった方がマシです。
こんな状態が続くと、乃木坂46も危うくなってしまうかもしれません。
カップリングの「Wilderness world」を表題にした方がまだマシ
表題曲のあまりのダメっぷりにがっかりしましたが、選抜メンバーがカップリングで歌う「Wilderness world」の方がまだマシです。
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個人的には、こちらを表題曲に選んだ方がまだマシな気がします。
イメージ的に乃木坂に合わないからカップリングにしたのかどうかわかりませんが、なんか勿体無いですね。
最終的に表題曲をこれにすると決めたのが秋元康なのか乃木坂の運営なんのかはわかりませんが、なんか求めているものと違う気がします。
乃木坂4期生曲「Out of the blue」は今回も大当たり
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— 乃木坂46 (@nogizaka46) January 19, 2021
一方で、今回も4期生曲が制作され、前回の「I see…」同様、これは大当たりです。
こちらも前回のイメージをそのまま引き継いだような曲調で、これは盛り上がりそうです。
こっちは歌詞もうまくメロディーに乗って違和感はありません。
ちゃんとやればできるのに、なぜ表題曲はあんなダメなのだろうとホント不思議です。
アンダー曲の「口ほどにもないKISS」もなかなかの名曲で、これもファンに受けそうです。
乃木坂の場合、なぜかアンダー曲に名曲が多いのがまた不思議なのですよね。
そのおかげなのか、アンダーライブは本当盛り上がりますね。
カップリングの曲の出来が良い分、表題曲のダメっぷりに今回も裏切られた感じがしているのは自分だけでしょうか。
シングルを発売するたびにこんな調子で続いてしまうと、この先どうなるか怖いですね。